上水道・衛生
物価
道路事情
食べ物、工芸品(玉製品*1))について言えば広州(*2)に比べ「0がひとつないくらいの価格
でした。具体的に言えば「ミネラルウォーターが0.8元(日本円では¥13もしないくらい)」
たぶん、日本の1/20以下なのではないでしょうか?
漢方薬も日本の1/10程度です。(その差益はどこに行ってしまうのでしょうか?)
針灸治療費に関して言えば、1回、1種類の施術が「10元」もあれば受けられます。
これは保険が適用になるからで、西洋医学の治療も同様の値段で受けられるのです。
(現在、1元は日本円で15〜16円で換算されるそうです。)
片側4車線はある幅広の道路にはバス、普通自動車、バン、馬車、
タクシー、バイク、自転車、さらに歩行者が思い思いに走行して
います。「思い思い」というのは「逆走あり」、轢かれたほうが悪い
くらいの勢いで車が走っているところを人や自転車が横断する。
クラクションが鳴り止むことは決してない。
事故現場を目の当たりにはしませんでしたが、たぶん交通事故
件数は多いことでしょう。
娯楽
南陽には「白河」という大きな川があります。そこは関東で言えば横浜のベイブリッジのようにイルミ
ネーションで飾られ、デートあり、家族連れありとお年寄りから若者、幼児までもが毎夜、それぞれの
娯楽を楽しんでいる場所のようです。
興味を惹いたのは集団で音楽にあわせて踊っていること。その音楽とは日本で言えば70年代を思わ
せるユーロビートと中国ならではのまったりした音楽の2本立て。前者には若者、後者には中高年の
女性が多く見られました。しかし、さすがは共産国、一糸乱れず、集団が同じ振り付けで踊っていました。
(ちょっと不気味ですが、外国人から見たジュリアナのパラパラもそう見えたのでしょう。。。)
また、カラオケも流行っているようで(カラオケ屋らしきところは見てないのですが)、中国の浪曲の
ような曲と日本の歌も歌われてました。終了式典では宛亮先生(*)が「北国の春」を中国語で唄って
くださいました。お上手でしたよ。
*宛亮先生は世珍先生の三男さんです。日本で言えば、宴会部長といったところですね。
学生生活
なんといっても日本では絶対に見られない「軍事訓練」が新入生全員に課せられること。
それも入学してすぐに「1ケ月間」に及ぶと言います。張仲景国立大学には今年4,000名
もの新入生が入学したそうで、その4,000名がめいさい服を着て、グランドに勢ぞろいし、
行進しているのは圧巻でした。(行進がそろっているかどうかは別として)
(しかし、もしかしたら憲法改正で日本にもこのような姿が見られるかもしれませんねぇ。)
ホテル事情
驚いたこと3つ。
1.「セキュリティボックス」の設置が無かった。
2.各部屋のトイレの水圧が低いため、中国産のトイレットペーパーは材質が硬くて使用できない。
知らないで使ってしまうと「トイレがつまる」といった事態が起こるそうです。困った・・・。
3.部屋にチェック・インしたと同時に部屋の電話がひっきりなしにかかってくること。
最初は、重要な連絡かと思ってでていたのですが、どうやらこの執拗さは「客引き」のようでした。
相手が女性だとわかるとかかってこなくなるそうです。わたしはあまりのうるささに電話線を切って
しまっていました。
ホテル側の説明では、ホテルの関係者ではなく、そういった斡旋業者がホテルの部屋から各部屋
へ電話をいれているそうです。恐ろしい・・・。
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こんなきれいな
トイレがほしかった
です。涙