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健康雑学@養生編  Vol.1









 

肝機能は東洋医学でいうところの「肝」に属します。この「肝」というのは元来のびのびするという性質を持ちます。また、「酢」というのは「酸」と解釈し「肝」の属します。本来、お酢は食事の中に含まれるもので飲料としてとるものではありません。お酢の過剰摂取によりますます肝機能下につながります。肝機能低下の場合にはストレスを除き、飲酒を抑えるのが健康法のひとつです。どうしても飲酒が避けられない場合にはお酒の中に梅干などを入れたり、おつまみとして酢の物を摂ることをお勧めします。



「膀胱炎にはたくさんの水(お湯)を飲むといい」?

膀胱炎の場合には膀胱が悲鳴をあげているので、お水(お湯)などを飲んでしまうことで膀胱に更なる負担をかけることになりるのです。この場合には、お灸などで腹部を温めてあげるのがいいでしょう。

一般的には「水泳は全身運動だから身体によい」とされていますが、喘息などの呼吸器疾患をお持ちの方にはそれは逆効果です。喘息などの症状の場合、身体が冷えていたり「腎虚」(中医学では「腎陽虚」にあてはまる)といい身体を温める作用が低下している場合、水泳をすることでよけいに身体を冷やし、ますます身体を温められなくなります。

巷で「●●は健康にいい」とされる健康法や食事、薬などはその方の症状、体質によってそれらが「逆効果」になることがあります。いつまでたっても症状が改善しない、再発を繰り返すなど心当たりはありませんか?

東洋医学の養生法で「本当の健康」を手に入れましょう!

「喘息対策」に「水泳」がいい?

「肝機能の低下にお酢を飲むといい」?

「●●にはこれ」というものはないんですね。

「玄米」が健康にいい?

最近よく耳にする「玄米菜食」ですが、実はこれも体質によっては合わないか場合があるので要注意です!
玄米は食物繊維が多く、消化吸収がされにくいという特徴があります。そのため、便秘の方には便通を促すため効果的という場合があります。
 しかし、東洋医学から診る便秘には「実証」と「虚証」の便秘があり、後者の場合には排便する力がなくて「便秘」になることがあります。東洋医学ではこのような体質のことを「気虚」といい、「脾胃」という消化吸収を司る経絡の働きが弱いと考えます。そのため下痢を起こしやすくもなります。


 さらに、玄米に含まれる「フィチン酸」という成分がカルシウムや鉄、マグネシウムなどの吸収を阻害するとされているため、消化吸収ができなくてさらに栄養分の吸収がされなくなってしまいますので、しだいに元気がなくなるということもあるのです。

養精鍼灸院
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