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健康雑学@症状編









 
生理痛は身体の内部からくるもの、ストレスなどの環境(外部)からくるものなどさまざまな原因によって起こります。西洋医学では生理痛というと同じ「鎮痛剤」を処方されるだけですが、東洋医学では生理痛の原因を考え、その一人ひとりに適応した配穴(穴をとること)をし、施術をしてゆきます。
このように同じ症状でも異なった配穴や施術をすることを「同病異治」といいます。
今回ここでは、中医学的な観点から説明してゆきます。

中医学的な生理痛の原因として以下の4点が考えられます。この4点は「実証」の生理痛によくみられる症状です。

●寒邪(かんじゃ)
  原因)生理中に冷えたりして、子宮の中に寒い邪気が入り込むことによります。
  特徴的な症状)
   
月経:激しい痛み月経量が少なく月経色が暗紅色をしていて、レバー状の血塊がみられ
        ます。
   
おりものその他:おりものは透明のものが多い傾向にあります。
   
全身症状:頭痛 吐気を伴 うこともあります。また、痛みは暖めると楽になります。

●熱邪(ねつじゃ)
  原因)食事や生活の不摂生により体内に熱がこもった状態です。
  特徴的な症状)
   
月経:月経量が多く、月経色が鮮紅色をしています。
    おりものその他:おりものは黄色で、かゆみを伴うことが多い。
   全身症状:手足に熱感があり、口が渇く尿量が少なく、尿の色が赤い。

●気滞
  原因)ストレスが強いときに起こりやすいです。
  
特徴的な症状)
    月経:生理痛はひきつるような痛みで激しいときとそうでないときの差があります。
    
全身症状:生理前にイライラしたり、胸から脇のあたりが張る下腹部(特に脇腹) が張るよな
          痛みがあります。

●血瘀(けつお)
  原因)血液の汚れによるものです。
  特徴的な症状)
    月経:月経量が少なく、月経色が黒っぽく、血塊も多く見られます。刺すような激痛で痛む場所
       は固定されています。
    全身症状:子宮内膜症子宮筋腫などがある場合は、このタイプが多いようです。
   

* 「虚証」の場合にも痛みがみられますが、「実証」ほどの激しい痛みがみられないため、ここでは割愛します。

「東洋医学」からみた「生理痛」について
養精鍼灸院
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