西洋医学では検査によって血液、尿などを調べ、それぞれが基準値にあるかどうかで健康である、病気であると判断されています。これに対して東洋医学では以下の4つのポイントから健康かどうかの判断をします。
@「陰陽(いんよう)」
A「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)」
B「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」
C[虚実(きょじつ)」
@「陰と陽」
この3つは身体の中の構成要素とされています。
気:エネルギー
血:血液
津液:血液以外の体液
これらが、過不足なく全身にバランスよくあることで健康であると考えます。
A「気・血・津液」
B「五臓六腑」
いわゆる免疫力に近いものを「正気(しょうき)」といい、正気があることで、病邪が身体に入ってくるのを防ぎます。しかし、正気があるにもかかわらず病気になることがあります。これを「実証」といい、正気がないために病気にかかることを「虚証」といいます。
C「虚実」